2012/08/25

日本のLCCひどいかも。

アジア周りでは結構LCCに乗った自負がある私ですが、
最近の国内線のLCCの事情を観察しているに、結構心配。

LCCだからといって欠航に対してのツメが甘すぎるように思う。
私も色々アジア系LCCに乗ってきてLCCらしいいい加減な場面もたくさん見てきたが、
こんなに欠航は多くなかったように思う。

遅延はこれ、日常茶飯事。
2時間や3時間は当たりまえ。
中には6時間とか、他便に振り替えとか色々喰らってきましたが、
代替えナシの欠航は経験したことがない。
空港で一夜を明かした経験も何度かありますが、とにかくとりあえずは飛べたものです。

最近のジェットスター(国内線)の欠航報道を見るになんだか釈然としないものがある。
一番の大きな理由は空港が24時間営業でないからなんでしょうね。
諸外国ではいくら遅れようが、到着や出発が真夜中になろうが全く意に介さずって感じ。
最大の違いはここだと思った。

成田の事例なんか見ていると23:00の門限が守れそうに無いから欠航。
それに引きずられ折り返し便が続々欠航だそうです。


関空の強みがここで生かせるように思うのだけれど。
あの辺一体を24時間眠らない街化すればいいと思う。
格安で過ごせる宿泊施設と飲食店、ネットカフェのような休憩施設、島と対岸の交通24時間運行。バスで充分。
これやれば、関空の集客力がググッと上がると思いますよ。
へたれ泉佐野市の税収も必然的に上がっていくことでしょう。
そうなればさらにLCCが就航→いいサイクル確立!
って運びになると思うのだが。

感じているのは対岸側の脱力感。
プレミアムアウトレットくらいしか無いですよね。
あの辺をウロウロできる公共交通機関も少ないですし。
そもそもノーマル店舗(レストランなどの飲食店、格安に過ごせる施設、カフェ等の休憩場所)がやたら少ない。
りんくうや26号線沿いにボコボコ店作って空港との交通を24時間化する。
それだけで状況はガラッと変わってくるものと思います。
泉佐野市の議会ってあほみたいだし、あの辺の鉄道が南海ってのも発展しない理由の一つだろう。
街造りというものを知らない、自分のミッションだと気づいていない鉄道会社の沿線住民はかわいそうなモンです。
運ぶだけが鉄道会社の仕事だと思い込んで100年余年 。難波以外に発展しているところがあの沿線にあるのか??です。

地元は途中下車してもらえない、素通りだと言いたそうですが、
観光客に下りてもらう為の努力をしたのか?って話です。
それって通常活動時間帯に到着した場合の話ですよね?
そんなのあたりまえです。魅力もないのにわざわざ誰が途中下車するか!って話ですわ。
また、下りざるを得ないようにする努力もしたのか?です。汚いようですがそれがビジネスと言うものです。
町を挙げて全ての事が24時間化することにコンセンサスが得られれば、夜中に着いた客が続々と途中下車(ってか、夜中は市内まで行けないのでそこが必然的に終点となるように仕向ける)すると思うのです。
世界と違ってココ日本は治安が良い訳ですから、夜中に移動しても怖くないのですから、そこを活用しなくてどうするんです!好き好んでで空港で雑魚寝するヤツなんていませんわよ。
すぐ対岸で格安で落ち着ける施設があると分かれば、たとえ数時間のためにでも旅客は動くと踏みます。
関空会社と組んでストップオーバーの条件緩和を政府に訴えていくのも 長期的には良い戦略だと思われます。

 とりあえずは、ネカフェとカプセルホテル、スーパー銭湯がりんくうに欲しいなと思います。
いずれも日本文化丸出しの庶民派施設。旅人に必要な”つかの間の休息”を格安で提供できて、日本のサブカルチャーを体験してもらえる。こんなに魅力的な空港周辺の施設はないと思います。
ちゃんと説明して、ロンプラ辺りに掲載となれば、黙ってても客が押し寄せる事になると思うんだけどな。


あら。話がだいぶ脱線しました。
 とにかく欠航はいかんゼヨって話でした。



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